1.充実した研修で人材(財)の育成に努めます。

「ライブラリアン」として図書館で活躍できる人材(財)を育成するために研修制度を確立し、豊富な講師陣をそろえ、年間計画に基づき多様な研修を実施しています。

ヴィアックスの研修制度

研修を主管する運営支援部テクニカルサポート室は、図書館に勤務する社員の行動目標である「常に新しいことにチャレンジする、生き生きとした図書館員を目指します」のもと、円滑に仕事を進められるように研修を実施しています。

研修形態

三つの研修形態を通して、学び合う組織文化を育て、図書館に勤務する社員が仕事にやりがいを持ち楽しく働くことができるよう支援しています。

研修内容

(1)集合研修 社員の育成を系統的に図るため、経験・勤務年数別、役職別の研修を行っています。

入社時研修
(新規採用者)
図書館の意義や役割を理解し、基本的な接遇やカウンターでの心構えを習得する
初任者研修
(入社4ヶ月以上1年未満の社員)
日常業務を通して得た図書館に関する知識・技術をより確実なものにする
初級研修
(入社1年以上の社員)
図書館業務に係わる基本的な知識・技術の修得から、さらに図書館業務全般に係わる知識・技術を獲得する
中級研修
(入社3年以上の社員)
図書館の中核として図書館サービスを担い、創り出すことができることを目指す
上級研修
(入社3年以上の社員、指導的立場にある社員)
外部機関で開催される研修にも参加し、全体的な知識・技術の向上を図る

●特定分野の専門性を高める研修と位置付け、講師からの一方的な講義ではなく、部会員による自発的な学習の場としています。

児童部会
入社1年以上の社員
児童サービスの担当者として、知識・技術を身につけ、図書館サービスの充実に役立てる
ICT研究部会
入社1年以上の社員
ICTを活用した図書館サービスを実践できる技術の獲得を目指す

●短期集中型の図書館管理経営コース。管理職の育成を目指し、事前学習を前提としたディスカッションやワークショップ形式で授業をしています。

ヴィアックス『図書館と情報の学校』
入社3年以上の社員
広く公共経営に関する見識を養い、公共図書館の経営ができる館長の育成を目指す

(2)個別図書館研修 年度当初、各図書館へ希望調査を実施し、希望した図書館に対して、集合研修では対応できない各図書館の実情に応じて行う出張研修です。

  • 1.各図書館の実情に応じて研修内容をカスタマイズ
  • 2.全員対象、担当者、個別と選択可能
  • 3.一回のみならず継続的な研修でサポート

(3)eラーニング研修 オープンソースのeラーニングプラットフォーム「Moodle」をもとに、社内eラーニングサイトを構築し運用しています。
図書館事業本部で制作した個人情報保護をはじめ、テクニカルサポート室が制作したレファレンス・サービスや児童サービスなどの教材を使い、社員であれば、インターネット接続環境よりサイトにアクセスし、いつでもどこでも学ぶことができます。
現在、研修用教材は16、コンテンツは147です(平成29年4月1日現在)。

研修の施設・設備

(1)自社の中に研修センターを備えています。そこでは、電子黒板、テレビ会議システムを活用し、テクニカルサポート室主催の集合研修をリアルタイムで遠隔地の図書館に勤務する社員と行っています。

(2)パソコン、タブレット、Wi-Fi、プロジェクター、スクリーンなどの貸出を行い、館内研修の効果的な実施に活用しています。

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